メールマガジン No、5      (2018年7月10日)          マーケティングとは

マーケティングという言葉に関しては、多くの団体、学者が定義づけをしています。
以下はその一例です。

・顧客の創造(セオドア・レビット)

・「売れる仕組み」を考える活動(MBA経営辞典)

・セイリングを不要にすること(ピーター・ドラッカー)

・個人や集団が、製品及び価値の創造と交換を通じて、そのニーズやウォンツを満たす
 社会的・管理的プロセスである(フィリップ・コトラー)

本来は、Market+ingなので、市場を創る、という意味でしょう。
ですが、顧客を創る、というのは究極のマーケティングの目標です。
日常的はマーケティング活動としては、顧客を認識する、顧客を見つける、と言えます。
つまり、売れる仕組み、セイリングを不要に、顧客が求めるものを適切な価格で提供する、
ということです。

そのマーケティングの手法として、代表的なものに次の二つがあります。

1 STP
STPは、どこに顧客がいるのか、その顧客は誰か、顧客にどのような商品と思ってもら
いたいのか、を決める活動です。
STPのSは、セグメンテーション(Segmentation)のことであり、市場をニーズの違い
によりいくつかに区分していくことです。
次のTは、ターゲッティング(Targeting)のことであり、区分した市場のどれを狙うか、
つまりターゲットを決めることです。
最後のPは、ポジショニング(Positioning)のことであり、ターゲットと決めた顧客に
どんな企業か、どんな商品か認識してもらうように工夫することです。

2 4P
4Pは、ターゲットにアプローチする4つの手段です。
4つのPとは、製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション
(Promotion)を意味します。
プロモーションは、ターゲットに対するアプローチの手段であり、広告、パブリシティ、
人的販売、販売促進に分けることができます。

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